******************************************************************** 隔週刊「77歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」 第77号     −高齢者と若者の交流・健康・農業・食・図書・人物情報− 2002.2.21(木)発行 西東京市・ひばりが丘 原田 勉 *************************************発行部数 1798 部*********** <キーワード>  高齢者と若者の<読者の声>のメール交換、健康・病気・食べ物・農林園芸を 中心として庶民の歴史も残す。農文協図書館、山崎農業研究所、文化座などを めぐる雑学情報を提供し、お互いに交流しましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目 次--------------------------------------------------------------- <読者の声>原田から、鈴木さん、蓉子さん、吉田さん、栢沼さん、田上さん、 小泉さん、紀平さん、西堀さん、末岡さん、大橋さん、田んぼのおばさん、山 崎さん、山崎さん、可児さん、さかもとさん、鈴木さん、岡田さん、太田さん、 山崎さん、森本さん、栢沼さん、可児さん、岡田さん <舌耕のネタ>「もっと牛肉を食べて日本畜産を守ろう」 <高齢者長寿情報>寝つきがよくなる「全身指圧法」の反応 <暑さ寒さも>2/8 「成人に対する硝酸性窒素の影響」環境クラブ <日本たまご事情>2/8「鶏鳴く声にもお国柄」斎藤富士雄  <山崎農業研究所>第105回定例研究会報告「畜産問題特集」 <農業・図書情報>農文協図書館の和田博雄文庫紹介 <農業・図書情報>農文協図書館の2月WEB更新情報のお知らせ <私の近況報告>2月8〜2月20日 --------------------------------------------------------------------- <読者の声>ここはメール交換の場です。編集者はコメントしない場合もあり ますがこれは、メールを無視したわけでは無く、読者同士の交流にゆだねると いう意味ですからご了承下さい。---------------------------------------- <読者の声> 1/31 原田から、文化座・鈴木光枝先生のETV万歳! 昨日のTV、感激して何度か涙が出ました。殊に佐々木ひでさんとの場面では涙 が止まりませんでした。なこそに疎開中の兄弟姉妹の写真にも感激。若い人達 へ困難でも「続けてゆくことが闘いだ」の言葉を忘れません。文化座頑張れ、 光枝先生頑張れ、愛ちゃん頑張れ、劇団の皆さん頑張 れ、「ごぜさ、きてくんない」の成功を祈る。 ■2/5 鈴木久男さん、返信: あの年で、あのからだで、40日もの長旅それもあの狭い車内、車は特に疲れ ます。 私でしたら1日でダウンでしょう。すごいの一言に尽きます。家中で感動いた しました。 最近の勿来の風景、佐々木家も映し出され、葬儀に出られなかつた貴兄は特に 懐かしさでいつぱいでしたでせう。色々な事が回想されました。 本当に負けずに頑張りませう。お大事にお元気で。 ■2/6 yosinaga蓉子さん、テレビでみました。 テレビで鈴木光江さんの密着取材を見ました.ずいぶん足腰が弱くなられてテ レビで見られなくなると思うと寂しくなります。 ■2/10 橋渡さん、1月30日の夜「鈴木光枝さん」のNHK教育テレビ拝見 しました。大変感動いたしました。時間を十分とって鈴木さんと文化座の仲間、 そして背景を追っていました。心身共に未だ衰えず、すっきり、はっきりして おられましたね。女房と拝見しました。私こと相変わらずです。野良も雪の下 ですので、比較的ゆったり、村の人間関係の中におります(はがき)。 -------------------------------------------------- (以下のメールで現代農業の送付宛先は個人情報保護のため削除しました) ■2/7 吉田さん、はじめまして 先生のご長寿を蔭ながら喜びうれしく思っているものです。 1946年からしばらく旧日本評論者の出版編集部に勤めており 先生のご尊顔は拝見したことがあると思います。 農文協図書館には随分お世話になっております。 ご自愛専一に。末永くご精進につとめられ ご健康を保たれることを 心から 念じ挙げます。 お言葉に甘えまして「現代農業」3月号 希望させていただきます。 吉田悟郎 http://members.jcom.home.ne.jp/goloh/ ●2/7 コメント:返信: 吉田さん。メール有難うございました。お名前は聞いていました。雑誌は 明日送ります。ぜひ、読後感をおきかせください。 ■2/7 栢沼さん、現代農業3月号希望します。 栢沼です。ご無沙汰いたしております。おげんきのご様子、何よりです。いつ も、電子耕楽しく拝見いたしております。今回の自民党のドタバタ劇には呆れ るばかりです。いわゆる、抵抗族と言われる族議員が、政界と官僚を仕切って いることが、分かって来ました。この様なことは、元の外務大臣、河野洋平氏 では、表面に出なかったでしょう。 その点、田中真紀子さんのお陰で、裏話が表面に暴露されました。私ども一般 国民は、大変、勉強になりました。真紀子さんの功績は、大きいと言えるでし ょう。 私ども一般国民は、政界と官僚とのつながり、政界と経済界とのつながりを注 視しなければなりません。そして、長い間、続いている自民党政権に終止符を 打ち、アメリカ政界の様に、二大政党で、切磋琢磨して日本を素晴らしい国に ならないもかと、思っております。 ●2/7 コメント:返信: 栢沼さん。メール有難うございました。明日送ります。ぜひ、その他の記 事の読後感をお願いします。 ■2/7 田上さん、現代農業希望 84歳になる父の健康法に紹介したいと思っています。 現代農業3月号贈呈を希望します。 ●2/7 コメント:返信: 田上さん。メール有難うございました。出来るだけ明日発送します。 あとで、読後感をおきかせください。 ■2/7 小泉さん、中国との交流について メルマガ拝読しました。提案の第2、賛成です。 1)中国のWTO加入、多くなるであろう中国からの食料輸入、また問題となる セーフガード。この枠組みの中では問題は解決しない。同じ生産者として、同 じ消費者として食べ物とは何かを考えることが重要。国家の貿易戦略に組み込 まれた農業生産がどんな結果を生むか、セルガルの落花生の例を出すまでもな い。「食料主権」、それは中国の消費者にも生産者にもある。その視点での交 流が是非必要と思う。 2)山崎農業研究所海外視察を計画中 悠久の大地に水行政を読む・・三峡ダム・洞庭湖・都江堰 ●2/7 コメント:返信 小泉さん。メール有難うございました。中国旅行の計画はぜひ、会員の下田博 之さんに連絡して合同して検討ください。良い計画と思います。 彼が会長ですから。「電子耕」の読者も希望者があるでしょう。 ■2/7 紀平さん、現代農業の3月号拝受 近藤康男先生の全身指圧法の載った現代農業3月号を送っていただきありがと うございました。写真による図解は分かりやすいですね。なんとなく想像して、 自己流で風呂の中でやっていたのですが、細かいところが分かって助かります。 これからはちゃんと布団の中でやることにしました。 電子耕の最新号に出てくる「学生とボランティア エコクーポンの実験」分科 会の話ですが、クーポンの活用先として構想にあがっている白神山地のエコツ アー会社を経営する小坂たまみさんは私の連合いの友人です。 妻は神戸に住む母親や同僚らと何度か白神山地を訪れ、昨年は地元立川で運営 しているシルバーレストランでも白神山地の特産品を置いたりして交流を深め ています。 ●2/7 コメント:返信: 環境クラブは編集同人です。顔は見たこ とありませんが。エコは反響が大きいようです。 近藤康男先生の「現代農業3月号」の希望者が今日だけで5人ありました 。元気を出してまた続けましょう。 ■2/7 西堀さん、(題名なし:◎メールにはぜひ題名を入れましょう、編集者) 現代農業3月号是非お送り下さいませ。 ■2/7 末岡さん、現代農業3月号贈呈について 寝つきを良くする10分間指圧法を見たいので、標記の本ご贈呈下さい。 ■2/7 大橋さん、現代農業3月号申し込み いつも興味深く拝見しています。 現代農業3月号、希望します。よろしくお願いします。 ■2/7 田んぼのおばさん、「冬ごもりの間」 相変わらず精力的にご活動の様子、なによりです。 くれぐれもご無理をなさいませんように。  さて、農作業のない冬の間はPTA会長としての雑用に終われる日々でした。  4月から実施される新学習指導要領について保護者たちで学習会をしたり、 教員や行政と意見交換をしたり、マスコミから流されてくる情報にもとまどい ながら…といった有様です。今回紹介されていた環境クラブの『ウサギの魔女 …』など総合学習で取り上げてほしいテーマですが、実際のところ、それだけ のゆとりのある先生がどれだけいるのでしょう。  『ゆとり教育』は、実は子どもからも教員からもゆとりを奪っているように 思えます。現場の実態を知らない文部科学省の責任は大きいのです。『基礎基 本の定着』『生きる力』『ゆとり』が文字通りの成果を挙げられるよう、私た ちは(批判ばかりでなく)手も足も貸して、若い世代に明るい未来を手渡して いきたいと思います。  また、原田さんの仰るとおり、もっと本を読むことが大切です。わが市では 『読書のまち…』なる運動を展開するとかで、小・中学校を中心に、いかにし て子どもに本を読ませるか、といった検討がされ始めています。いい年をした 大人までがメールに没頭している姿を見て、子どもたちが読書に魅力を感じる でしょうか?良い文章を書くためには、良い文章に触れなければなりません。 ここでも、いま私たちに何ができるのか、が問われているようです。  3月にはいれば農作業が始まります。暖かい土の感触に触れることを期待し ながら、今のうちにやらなければならないことの多さに頭を抱えています。 田んぼのおばさん ■2/7 山崎さん、現代農業3月号希望 いつも大変御世話になっております。 大変楽しく読まさせて頂いております。 ■2/7 山崎さん、「出版ダイジェスト希望・『電子耕』で見ました」 ■2/7 可児さん、資料送付のお願い 電子耕の2/7のメールマガジンを見た者です。 10分間指圧法の載っている資料をぜひ送って欲しくおもいます。 よろしくお願いします。 ■2/7 さかもとさん あけましてと年頭の御挨拶と思ってる内に76号を頂戴して2月になってしまい ました。 遅まきながら今年も宜しく、さてビンラデンもオマールもトント云わんように なって之はこれで何も解決してないんですが、部分的には一段落で、あっと言 う間の3ヶ月といったところですが、9.11より前から発生していた狂牛病の方 は益々猛威を振るい始めています。ゆうなれば前門の虎、後門の狼と言うとこ ろですが、いずれも簡単にかいけつできない難問で2002年となりました。しか もこれは、明らかに小泉政府の失政でその傷口は雪印問題へとひろがりとどま るところを予想できない具合になってきました。これを論ずるととても長くな りますのでいまは、割愛しますが、とに角一月末で小泉神話が翳りと言うより 崩壊を始めているようです。原田様の益々の御健康を祈念しつつ、 agriculture 出番の歳の御挨拶とします。 ●2/7 コメント さかもとさん。  今は日本農業はもちろん、世界全体が大ピンチだと思います。1940年代 の戦中・戦後のピンチに劣らない。人民の命をあやふくする時代に、何を考え るか。自己防衛だけではすませない。どうしたら子供たちに「未来に希望を持 てるように」と助言できるのでしょうか。一緒に考えて、ご意見を寄せてくだ さい。 「電子耕」を討論の場にしたいと思います。お願いします。 ■2/8 鈴木久男さん、返信:『電子耕』76号 現代農業拝受、誠に有難うございました。今夜から早速始めて見ます。最近は ヨーガをはじめ身体を動かす事が殆どないので良い刺激になります。それにし ても103歳ににして凄いものですね。生きているだけで大変なのに、まだま だ創作活動に意欲を燃やせるとは、様々な頭脳があるものです。ただただ頭が さがりまます。 それでは御礼まで、お大切に。 ■2/8 岡田さん、現代農業3月号(希望) 拝啓 メルガマ「電子耕」No.76で指圧の記事に感動しました。 写真で確認したいので贈呈を希望します。  ■2/11 太田さん、現代農業3月号希望 いつも楽しく、考えさせられつつ読ませて頂いています。 「現代農業3月号希望者に贈呈」を希望します。よろしくお願いします。 ■2/12 山崎さん、御礼状 拝啓 寒さが一段と厳しさを増している今日この頃ですが、如何お過ごしです か。  いつも「電子耕」を楽しく読まさせて頂いております。10月頃に、うちの大 学のある先生から近藤先生のお話を聴き、4ヶ月間読まさせて頂いているわけ ですが、大変記事も興味深く勉強になります。  さて、早速ですが、「月刊 現代農業3月号」を御送り(贈呈)頂きまして 心より感謝申し上げます。ちょうど、近藤康男先生の「全身指圧法」が読みた かったので、とても嬉しい限りです。  今後とも、御指導・御鞭撻の程を宜しくお願い申し上げます。  最後になりましたが、原田先生の今後の益々の御活躍と御健康を心より御祈 り申し上げます。 ■2/12 江藤素彦さん、「現代農業」3月号をお送りいただき有り難うござい ました。近藤康男先生の長寿の秘訣を拝見しました。百三歳でお元気に通勤さ れているとは驚きです。健康に留意してあやかりたいものです(はがき)。 ■2/13 森本さん、お願いいたします いつも楽しみに電子耕を拝見しております。ただこのところ、読みだけですが 皆様のいろいろなご意見を自分なりに読み解きながら、学ばせて頂いておりま す。最近、寝つかれないことが多く、10分間の睡眠マッサージは、ぜひ試し たいと思いまして、現代農業3月号をご恵送賜りたく、お願い申しあげます。 送料などどうすればよろしいか、お知らせください。ご健勝を祈念申し上げま す。 ●(送料は無料です。) ■2/14 福田さん「出版ダイジェスト希望。電子耕で見ました」 ■2/14 森本さん、返信:お願いいたします 早速のご返信、有難うございました。 私も66歳になり、先日地元の勉強会で人生66年の卓話をしました。 その席で近藤先生の座右銘「活到老、学到老」をご紹介しました。今もどのよ うな試練にあっても、活発に生き、老練になる学びを心がけております。 電子耕のますますのご発展を祈念申し上げます。 ■2/16 栢沼さん、感想 今日は、栢沼です。毎日、お元気にご活躍のご様子、何よりです。 さて、過日は、現代農業3月号を、有り難う御座いました。 感想(内容)について、下記に記します。                   =記= 1)百3才現役 長寿の秘訣  全身指圧法  近藤先生のお元気な写真を拝見いたし、大変、驚いております。早速ご説 明通り、指圧させて頂いております。 2)花粉症には、これが効く。  この記事の大いに参考になりました。 3)ぶぅふぅうぅ農園(養豚)  韮崎の養豚経営者が八王子に出荷しているとは、知りませんでした。  この他、家内も、各ページをいろいろ読んでおります。 どうも有り難う御座いました。 最後に、下手な川柳を付け加えました。    【ペイオフについて】   バカ親父   銀行選ぶ   もどかしさ 【野村監督】       親分の    喝を夢見て  トラを去り ■2/16 可児さん、お礼 現代農業3月号、先日受け取りました。 ありがとうございました。 ■2/19 森本さん:書籍を頂きました  昨日18日に、ご恵送のご本を頂きました。有難うございました。  早速、まずは近藤先生のページに夢中になり家内ともども、レッスンいたし ました。  お蔭で、その夜は熟睡しました。  そして、今朝あらためて他の記事を読ませてもらいました。気付いたのは、 私達が子供の頃に見聞きした農事とは、まさに隔世の感がある事です。そして 表現方法にもさまざまな工夫が施されていて、読みやすく理解しやすいと思い ました。  農事に携わる人だけでなく、一般の消費者としてもこのような書籍を通して、 日本の農業とその作物への関心を深めて欲しいものです。  ところで、誠に申し訳ないのですが先生のホームページを始めて開いて驚き ました。そこに「1995年6月四国松山市訪問、1945年8ケ月の陸軍飛 行兵訓練の旧蹟を訪ねる。後に訓練中に殉職した戦友のことを素材に短編小説 を書く。」という一文を見たからです。  今は大学などのある文京地区になっていますが昔は練兵場で、史蹟としての 価値も高いとか。そこでのご体験を書かれた短編小説をぜひ読みたいと思いま す。よろしければご書名などお教えいただけませんか。  私は当年とって66歳ですが、先生の60歳から77歳への歩みを知り、感 動しました。  親が子に、あるいは若者たちに自分の生きた時代をこうして語り伝える事こ そ本当の意味での教育ではないかと思いました。  私も子供の頃の思い出を、折にふれてエッセイ風にしたためて、地元の同人 誌に発表しています。たいした事でなく、こんな遊びあんな生活的な、今は忘 れ去られようとしている田舎の風景を書きとめたものです。 それが出来るのは、やはりパソコンのお蔭です。 かつて、毎日が発見で拝見した先生のお蔭です。 どうかいつまでもお元気で、私達を叱咤激励してください。有難うございまし た。              松山市・森本兢  ■2/20 岡田さん 前略 本日、受領しました。お礼申し上げます。 やはり「百聞は一見にしかず」の言葉どおりで、写真により良く理解できまし た。 さっそく今晩から実施していこうと思っています。 なお読書感想は後日送らせてもらいます。          早々 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <舌耕のネタ>「もっと牛肉を食べて日本畜産を守ろう」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  テレビや新聞で狂牛病(BSE)のことが出ない日はないというほど大騒ぎ している。日本で見つかった3頭のBSE牛はすべて乳搾りを終えた廃用牛だ。 初めから肉用に肥育した雄の乳牛の肥育牛には発生していない。肉専用の和牛 も勿論BSEは発生していない。それにも関わらず牛肉全体の消費が落ち、値 段も下がっている。学校給食にも牛肉を使わないという所もある。牛どん屋や 一部スーパーも輸入肉だから安全だと宣伝している。このままでは牛肉は米国 や豪州からの輸入肉だけになって、日本の畜産農家は倒産してしまう。  これは、間違っている。英国で発生したBSEも廃用牛だった。肉専用の牛 からは発生していない。英国の牛肉消費も1996年から一時減少したが98 年から戻りはじめ、99年には復活。2001年から輸出も再開した。それに は発生当時、のメジャー首相が「人がBSEにかかる確率は、雷に打たれる確 率よりはるかに低い」と説明、感情でなく理性で理解しようと呼びかけ効果が あった。  日本でも全国消費者団体連絡会事務局長の日和佐信子氏は「牛肉を食べたら みんな狂牛病になるという、あおるような記事はやめてもらいたい。狂牛病に 人間がかかる率は低いんですから」と冷静に呼びかけている。  首都圏の生協・コープがBSEで苦しむ産地を救うために、産直牛肉を20 %増量・価格据え置きで買い支えている。酪農家が乳搾りに使うタオルを大量 の無償供給して精神的に支援している。  消費者の皆さん、もっと牛肉を食べて、日本畜産を守りましょう。人間が直 接草を食べて生きるわけにはいかないが、日本には牛の餌になる草やイナワラ が沢山育つのだから、その飼料作物を消化して肉と乳を生産してくれる牛を育 てる畜産農家を支援しましょう。そうでなければ、消費生活も成り立たなくな ります。  世界には草も育たぬ砂漠地帯で、飲み水にも困り、多くの人々が生活困難と 闘っているのです。日本の消費者はもっと理性的に考えて、ゼロリスクなんで ありえないのですから、家庭生活から正常な感覚を取り戻しましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <高齢者長寿情報>寝つきがよくなる「全身指圧法」の反応 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <読者の声>にある通り、多くの方が睡眠をよくするためか、健康保持か、長 寿者への関心が高いことがわかりました。ご存じのように健康は自分が守るこ とが第1です。あとは医療機関の選び方、「医者を選ぶのも寿命の内」と申し ます。(これは別のことですが、メールの書き方もいろいろありますね。どれ が良いのかご参考にして下さい) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <暑さ寒さも>2/8 「成人に対する硝酸性窒素の影響」環境クラブ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 成人に対する硝酸性窒素の影響 成人、小児の場合、三歳以前の乳幼児のように、硝酸性窒素によるメトヘモグ ロビン病のおそれは、あまりないと言えます。 メトヘモグロビン病は、硝酸性窒素が体内で亜硝酸性窒素に変わり、 その亜硝酸性窒素が、血液中のヘモグロビンを変質させて生じます。 乳幼児の場合、変質しやすい胎児ヘモグロビンが多く残っていること、 胃液の分泌が少ないため、亜硝酸性窒素が出来やすいことなどから、 発症しやすいと考えられています。 成人、小児の場合、発ガンや糖尿病との関係が指摘されています。 発ガンの場合、亜硝酸性窒素が、発ガン物質「ニトロソアミン」を生成させる ことが言われています。 硝酸性窒素や亜硝酸性窒素は、食品添加物(肉製品の発色剤)として用いられ ています。 そして、発ガンとの関係があることから、許容量が決められています。 一方、野菜中の硝酸性窒素の場合、野菜中のビタミンCによって、ニトロソア ミンの生成が抑制されるとの意見があります。 つまり、食品添加物と同列には議論できないと言うことです。 これはかなり有力な指摘なのですが、 この指摘を認めても、 「再分泌」と言う問題があるため、やはり、人体に対しては、一定のストレス になっているのではないか? と言う疑問が残ります。 (これについては、次回以降、詳しく述べます。糖尿病との関係については、 その後、取り上げていきます。) 環境クラブ 増山博康 P.S 市民の人達の環境調査で、まちづくりの計画を作る「エコとしま2006」 に続いて、「横浜市民環境委員会」の立ち上げを進めています。 全世界の測定ネットワークを進めてきた環境クラブのノウハウを 地域に持ち込んで、展開します。 環境クラブホームページ  http://www.ecoclub.co.jp/ ================================ 「健康な野菜づくりのための土づくり研究会」 埼玉県上尾市の阿部農場をフィールドに2月から始まります。 阿部さんのところの土、野菜を毎月調べ、変化を追いかけて、 どんな肥料の与え方がよいか調べます。 2月23日(土) 12時15分 JR上尾駅 改札口集合 (解散16時頃) 会費1、000円 事前に、参加申込みをお願いします。 (月例会の報告資料などが必要な方は、年10500円でお届けするようにし ます。) ================================ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <日本たまご事情>2/8「鶏鳴く声にもお国柄」斎藤富士雄  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 原田先輩 農文協の本有難うございました。 103歳の近藤先生は何をやられても絵になりますね,みようみまねでマッサ ージを始めました。 齋藤 富士雄 世の中には面白い人がいるもんです。 先日(1/29)の日本経済新聞文化欄に「鶏鳴く声にもお国柄」として世界の 「コケコッコ−」を集めている人がいた。 なんでも著者、得猪外明氏は鉄鋼会社で海外を歩いていたひとで、いまは引退 して「神田雑学大学」理事だそうです。 ふざけた名前の大学なのでホームページを検索してみたところこれが又ユニー ク,早速本人のメールアドレスを知り連絡をとってみた。 「変わった面白い趣味ですね」と言ったら、本人意外と大真面目でその研究成 果の「こけこつ考」なる自費出版(定価600円)の小冊子を送ってくれた。 中味は1:鶏鳴考2:鶏食考3:鶏卵考と分かれていて鶏についての薀蓄が深 い、単なる鶏の鳴き声の収集に留まらない。 ちなみにその薀蓄の一部を紹介すると、万葉集には鶏を詠んだ歌が9首あるそ うでその代表作、「遠妻と手枕交えて寝る夜は鶏が音 な鳴き明けが明けぬと も」柿本人麻呂 (大意)遠い妻と手枕交わして寝た夜は鶏よ鳴かないでおく れ,夜が明けたら明けたでかまうものか、、、、なんとも艶っぽい歌ではない か。 齋藤 富士雄 (株)愛鶏園 http://www.ikn.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <山崎農業研究所>第105回定例研究会報告「畜産問題特集」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2月15日に開かれ、大きな反響を呼んだ。  日本畜産は壊滅的危機にある。その原因は飼料原料の多くを海外に依存し、 効率化・低コスト化に偏重した我国畜産の経営体質にある。WTO体制下、日 本型畜産を問う研究会では次のような話題であった。 1、「農業の国際化と畜産・その理論的検討」栗原幸一(麻布大学名誉教授) 栗原教授の論説は『電子耕』71号の<舌耕のネタ>で紹介したが、農業自 由化の論拠である比較優位性の理論が農業の場合には適用できないのではない か。なぜなら、農業生産は土地という、水・気候・土壌条件のうえに成り立ち、 労働・資本のように移動できないからである。アメリカも土地は輸出できない。 代わりに農産物を輸出している。それはやがて、自然循環からの逸脱・循環シ ステムの破壊につながる。例えばその害悪は中央アジアにおけるソ連の潅漑農 業の取り水によって、アラル海が縮小し、かつての港湾都市アラリスクは今で は海岸から30km以上離れている。農業地帯は塩類集積の害が出ている。そ の他アメリカ、中国等の各地域で帯水層の枯渇が指摘されている(レスター・ ブラウン編『地球白書』)。  というように、「国際化」の原論的視点での見直しを提言した。 2、「我が国畜産に活路はあるか」増井和夫(農林業ジャーナリスト) ・牛なしの農業・農村や消費生活は成り立たない・ <キーワード>・安心の消費回復が最高の妙薬・役(益)畜の効用活用・輸入 できない多面的機能(地域社会の活性化)・地産地消(輸入品と異なる特性) 1、BSE後遺症の克服(危険感情を冷静に抑え、理性的に安全理解せよ) 2、品質格差を味から安全へ(輸入肉より国産肉を。緑の牧場から食卓へ) 3、安心の始まりは牛に親しむ機会から(消費者は国内の畜産を育てよ) 4、農林業を支える畜産たれ(稲ワラ輸入は危険。国内の稲ワラを利用) 5、山村での生き甲斐を(シルバー世代・婦人グループで小規模牧場を) 6、大規模畜産システムは、飼料を全部輸入する不安と危険な経営だ。 7、タイムラグをどう克服するか(消費回復のテンポと畜産経営の耐久力が勝 負を決める。ゼロリスク探求心から心の解放。目覚めよ過剰反応ママ) (詳しくは次号の『耕』を見て下さい・問い合わせは下記へ)。 ・山崎農業研究所  http://www.taiyo-c.co.jp/ mailto:y.noken@taiyo-c.cojp  〒160ー0004 新宿区四谷3ー5太陽コンサルタンツ(株)内5階  TEL03ー3357ー5916、FAX03ー3357ー3660 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <農業・図書情報>農文協図書館の和田博雄文庫紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 和田博雄(わだ ひろお)1903〜1967 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/088wadabunko.html 略歴:埼玉県生まれ, 1925(大正14)年東大卒。農林省に入り小作慣行・小作権,土地異動に ついて調査。 1941(昭和16)年治安維持法違反で企画院事件に連座。 1945年,松村謙三農相のもとで農政局長,次いで吉田内閣の農相に起用さ れ,農地改革を推し進めた。 47年参議院全国区から当選,片山内閣に経済安定本部長官として入閣。 48年日本社会党に入党, 52年衆議院に転じ左派社会党書記長,統一社会党政策審議会長を歴任。当選 6回。 (注)農文協図書館にある和田文庫は、(財)農政調査委員会から寄贈された ものであるが,和田氏が関係された農地改革関係法規,国会予算審議資料,憲 法調査会資料,社会党関係資料ならびに農業経済・歴史など混然としていた。 それを若干のグループにまとめて登録したものである。  なお,この他に,遺族によって寄贈された和田氏の蔵書が,農水省農林水産 政策研究所図書館に「和田文庫」として7,263冊が蔵書されており,その 内容は政治,経済,農業,文芸等広範におよぶ。  詳しくは東京都北区西ヶ原2−2−1,電話03−3910−3946の農 林水産政策研究所図書館に問い合わせて下さい。 http://www.primaff.affrc.go.jp/library/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <農業・図書情報>農文協図書館の2月WEB更新情報のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2/12に農文協図書館WEBを更新いたしました。 主な更新点は 新規収蔵図書 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/01new.html 和田博雄文庫 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/088wadabunko.html (懸案でした、↓) 守田文庫全目録(全19ページ) http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/072moritabunko.html ニュース 出版ダイジェスト「農文協図書館20周年記念特集号」を無料でさしあげます。 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/sp/200202/news2.html また、今月から2002年分として 更新記録のページ http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/whatsnew.html を新設しました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <私の近況報告>2月8〜2月20日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎2月8日、現代農業の102歳「全身指圧法」の反響には驚きました。 ◎2月9日、劇団文化座の「瞽女(ごぜ)さ、きてくんない」を観賞。6年ぶ りの再演というが、俳優がみな若手に替わって、懸命な演技の熱が伝わってき た。あとの感想会でも「こういう底辺に生きる人物像をいまの若者の見て貰い たい」という声が多かった。 http://bunkaza.com/play/gozesa/ ◎12日、近藤康男先生、農文協図書館で「岡崎の歴史」を執筆される。現代 農業3月号の「全身指圧法」の反響多く、メール・お礼のハガキ来る。 ◎出版ダイジェスト「農文協図書館20周年記念号」発行。 ◎15日、山崎農業研究所の研究会に出席する。上述のように反響が大きく日 本畜産への不安と期待が、いかに大きいか解る。 ◎『電子耕』77号の編集をする。珍しく<読者の声>多く、不眠の人が多い のが解る。快食・快便・快眠が健康の秘訣というのが共通の課題である。 ◎2月17日、テレビ朝日・サンデープロジェクト:ガン治療を変える最前線 を見る。各種のガン治療に有効な世界標準治療薬が180種もあるのに日本で 昨年だけで承認されたのは、8種だけ。平岩正樹医師などと協力して単独で輸 入したり、「がんと共に生きる会」や「明日を考えるがん患者の会」などが、 署名を集めて厚生労働省に要求・誓願している。全国30万人のがん患者がみ んなと協力しなければ解決できない。病院・医者まかせはいけない、自ら闘う 患者・患者が変われば、医療も行政も変わるという教訓であった。 ◎18日朝刊によると、農文協元会長小倉武一先生が14日に亡くなった。  現在も農文協図書館の評議員をやって貰っていた方だ。先生の著作集を発行 するとき、私は農文協の製作担当者として、日銀政策委員会にお務めだった小 倉先生を何度も伺い校閲して頂いた。世間では政府税調会長としてこわもての 方だという評価であったが、個人的にはやさしい、デリケートな人柄であった。 --------------------------------------------------------------------- ━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■  劇団文化座創立60周年記念第3弾 第115回公演 ■■■□  -1960年代の青春がいま甦る!話題作必見の凱旋公演- ■■□□        『 青春デンデケデケデケ 』 ■□□□  原作/芦原すなお・脚本/小松幹生・演出/佐々木雄二 □□□□   公演日程 2002年8月28日(水)〜9月8日(日) □□□□        会場 下北沢・本多劇場  http://bunkaza.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━━ 『電子耕』から大切なお知らせ http://nazuna.com/tom/10.html <本誌記事の無断転載を禁じます> ********************************************************************   隔週刊「77歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」  第77号 バックナンバー・購読申し込み/解除案内 http://nazuna.com/tom/denshico.html 2002.2.21(木)発行    西東京市・ひばりが丘  原田 勉 mailto:tom@nazuna.com ***発行部数 1798部 ********************ここまで『電子耕』**********