*****ここから『電子耕』**********************************************   隔週刊「76歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」  第58号   --農業・健康・食・図書・人物情報--  http://nazuna.com/tom/denshico.html 2001.5.17(木)発行      東京・ひばりケ丘  原田 勉 mailto:tom@nazuna.com ********************************************発行部数1273+78部******** <キーワード>   農業を中心として健康・食べ物・図書・人物・庶民の歴史をめぐる雑学情報 を提供し、<読者の声>欄でお互いの意見交換の場を作りましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目 次--------------------------------------------------------------- <読者の声>熊沢さん、 <舌耕のネタ>小泉首相へ76歳の元軍曹からE-mailを送る <マスコミ情報>5月10日毎日新聞「ひと」欄に近藤康男 <人名・図書情報>新刊『近藤康男 三世紀を生きて』ご案内 <健康情報>1万人に1人の長寿エリート・近藤康男102歳の健康診断報告 (慶応大学広瀬信義医博) <日本たまご事情>マクドナルドハンバーガーと鶏の福祉(斎藤富士雄) <人名・図書情報>松尾孝嶺文庫・福島要一文庫・川田信一郎文庫公開 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <読者の声>ここはメール交換の場です。編集者はコメントしない場合もあり ますがこれは、メールを無視したわけでは無く、読者同士の交流にゆだねると いう意味ですからご了承下さい。---------------------------------------- ■5/12 熊沢さん:『電子耕』読むにもたいへんだが、原田さんも毎回あれだ け書くのも大変だろうね。近藤康男先生の近況がよくわかるし、山崎農業研究 所の研究会報告も助かっている(談) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <舌耕のネタ>小泉首相へ76歳の元軍曹からE-mailを送る ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  小泉内閣がメールマガジンを刊行するという。国民の声をメルマガで聞き、 対話をすることは良いことだ。部下にまかせず、真心をもって対応してもらい たい。シニアもどしどしメールを送ろう。  まず、小泉首相の靖国神社参拝について。戦死者の気持ちがわかっていない か勘違いしている。あなたは「戦没者に敬意と感謝」を表したい気持ちだとい う。それがどうして靖国神社参拝に直結するのだ。  私の義兄は昭和13年中国安徽省太湖県にて戦死した。従兄弟も終戦後の中 国引き揚げ途中で戦病死した。私の長兄は2度の徴兵で中国とボルネオに派遣 された。次兄は海軍に、私は陸軍に繰り上げ徴兵で召集された。敗戦で後備役 軍曹となった。それぞれの戦場・軍隊経験から何度も戦死の瀬戸際までいって 戦争の愚かしさを知っている。侵略の真実を知って「戦争は二度としてはなら ない」としんから思っている。  とくに、中国侵略は大義名分がなく、宣戦布告なしに戦い、泥沼に入った。 戦いの目的も明確にできず戦死して行ったのに、ただ靖国神社に祭られて済む 問題ではない。小泉首相も「戦死は尊い犠牲」だったと言う。しかし、戦死者 の気持ちは「愚かしい戦争を繰り返してはならない」「アジアの人々に済まな い」「国策が間違っていた」と思っている。戦場では残虐非道なことが日常的 に行われたことを軍隊経験の中から知っている。信義なき国は滅ぶということ を知っている。戦死者はそのことをわかって貰いたいと思っている。  わたしは戦時中は軍国教育を受けた少年だった時は靖国神社にお参りしてい た。しかし、自ら軍隊経験をして戦争の間違いと靖国神社に祭られる英霊とい うのは軍国主義の宣伝であったと気がついた。それまでは真実を知らなかった。 今年も「戦争の真実を知らない」政治家たちが靖国神社に参拝するという。 それが遺族会などの支持を得られると思っているのではないか。私たち遺族は そう思っていない。小泉首相はそこを勘違いしていると思う。 終戦記念日には全国戦没者追悼式が行われている。それを尊重すべきであろ う。靖国神社参拝は政教分離の憲法に反するし、軍国主義侵略の歴史認識を是 認することになる。小泉内閣メルマガはハッキリ返事して貰いたい(原田)。 (首相官邸公式サイト) http://www.kantei.go.jp/ (首相官邸公式サイト:国政に関する意見・希望送信用フォーム) http://www.iijnet.or.jp/cao/kantei/jp/question.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <マスコミ情報>5月10日毎日新聞「ひと」欄に近藤康男 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「通勤と農作業で足腰鍛え、昼寝をすれば元気も出る」という見出しで3世 紀の人生を回顧録にまとめた農学者が紹介された。  特に力を入れたのは「満州農業移民政策の反省だ」中国人の土地を奪い、終 戦時に多数の日本人犠牲者を出した。国内の人口過剰説を批判せず、計画に参 画したのは間違いだったと悔やむ。  ついでに、秘書役の原田勉さんが体調を崩した時、「年寄りのやせ我慢はだ め。好きなことだけして、ゆっくり養生を」と励まして感激させた。  花咲かじいさんである。としめっくっている。                   (文・紀平重成、写真・佐藤泰則) 【毎日新聞サイトから記事全文とカラー写真】 http://www.mainichi.co.jp/eye/hito/200105/10-1.html また『電子耕』No.49-2001.01.11号 http://nazuna.com/tom/2001/49-20010111.html に既報の 「◎1月10日号:協同組合新聞一面、(新春対談)102歳近藤康男博士と 梶井功東京農工大学学長<3世紀を生きて>20世紀で、印象に残ること等。」 の記事全文とカラー写真が、協同組合新聞サイト http://www.jacom.or.jp/ の、2001年 新年特集 「21世紀を農と共生の時代に」 http://www.jacom.or.jp/tokusyu/01010104/01010104.html に掲載されていましたので合わせてご紹介します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <人名・図書情報>新刊『近藤康男 三世紀を生きて』ご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://nazuna.com/100sai/ http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/03wadai.html  近藤康男先生が102歳で自ら著述された書籍が5月15日に完成しました。  内容は、日露戦争の時代から現代まで三世紀にわたる社会と私の出来事を整 理し、忘れ難い事項を中心にもう一度書き直し、感想を述べたものです。  書名 『近藤康男 三世紀を生きて』 定価  2,800円(税込み)  発行所 社団法人 農山漁村文化協会 〒 107-8668 東京都港区赤坂七丁目六番一号  電話 03-3585-1141 FAX03-3585-6466(営業) http://www.ruralnet.or.jp/ インターネットでの申込は ◆田舎の本屋さん http://www.ruralnet.or.jp/shop/ ◆5/16開設【近藤康男の本フェア】ページ (「1941年(昭和16年)ごろ満蒙開拓内原訓練所にて。」の写真なども 掲載されています。) http://www.ruralnet.or.jp/news/kondou/tankou.html からお願いします。 または、田舎の本屋さんのメールアドレス shop@mail.ruralnet.or.jp までご注文お願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <健康情報>1万人に1人の長寿エリート・近藤康男102歳の健康診断報告 (慶応大学広瀬信義医博) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5月12日、東京のパストラルで「近藤康男先生の三世紀を生きてをお祝い する会」が催された。その時、長寿の秘訣について貴重な報告が慶応大学医学 部老年科の広瀬信義博士からあった。  慶応大学では東京都老人総合研究所と長寿の共同研究をしているが、百歳以 上の対象者は少ない。昨年から近藤康男博士を診断した結果を報告する。 「健康診断や血液検査では大体70歳位の健康状態である。知能テストは76 歳の人で2時間位かかるが先生は簡単に終えられた。IQは120だった。7 7歳以上のデータはないが、76歳に比べてもすごく高い数値だった。100 歳以上の人は1万人に一人という長寿エリートだが、東大農学部の名誉教授に は100歳以上が2人おられる。農学部の環境に秘訣があるのではないか、今 後も農学部に調査協力をお願いしたい。国際的研究でアメリカでも百歳者を調 査しているが、どちらが元気かトップランキングを決める。日米比較でも近藤 先生はおそらくトップクラスに入るだろう。結果が出たらお祝いに伺う。  先生は今でも通勤や農作業で毎日体を動かし、読書と執筆活動を続けられて いることが頭脳の老化を防ぎ長寿を保つ秘訣だと思われる」 (百歳老人のことを英語では、centenarian「センテナリアン」という。つま りcentury「1世紀」を生き抜いた人たちである。『百歳の科学』より) http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00004204 大修館書店ホームページ http://www.taishukan.co.jp/top.html から『データでみる百歳の科学』内容説明・主要目次・まえがき抄 http://thistle.est.co.jp/tsk/detail.asp?isbn=4-469-26431-8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <日本たまご事情>マクドナルドハンバーガーと鶏の福祉(斎藤富士雄) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ アメリカ採卵養鶏業界が動物福祉の問題で揺れている。 アメリカ最大のマクドナルドハンバーガー店がその購入するすべてのタマゴに ついて、それが鶏の動物福祉に適っていることという条件をつけた、その条件 とは。 1:鶏の飼育スペースを十分とること(350平方センチ/羽を450平方セ ンチに)。  日本ではおおむねパス。 2:誘導換羽(断食により換羽を誘導)を止めること。  断食は鶏が可哀想としている、人間は健康のためわざわざ断食する道場があ るが?  換羽は自然現象なのだが。 3:ビークトリミングの禁止  現在鶏がお互いに突いて殺しあわないように、嘴をトリミングしているがこ れの禁止を要求。  ビークトリミングしなければ鶏の斃死率が増大してしまうが、どちらが動物 福祉か? ヨーロッパは動物福祉では先進国だが、これがアメリカに飛び火した、議論は つきない。 齋藤 富士雄 (株)愛鶏園 http://www.ikn.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <人名・図書情報>松尾孝嶺文庫・福島要一文庫・川田信一郎文庫公開 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 農文協図書館では5月12日から閉架式個人文庫の松尾文庫・福島文庫・川 田文庫蔵書目録をインターネットで公開することになった。詳細は次の号から 追々紹介するが、次の農文協図書館のホームページをご覧下さい。 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/ 松尾孝嶺文庫 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/074matsuobunko.html 福島要一文庫 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/075fukushimabunko.html 川田信一郎文庫 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/076kawatabunko.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <本誌記事の無断転載を禁じます、教育目的の転載も承認を求めて下さい>  投稿メールは原則として<読者の声>に掲載します。都合の悪い方は「載せ ないで」と明記して下さい。ペンネームの無い方は姓だけで載せますので、ご 了承ください。内容は自己責任でお願いします。字数は200〜400字を標 準とします。短い文章で簡潔に書く練習のつもりでお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎エッセイ募集、「20世紀の記憶・忘れてならないもの」そのほかテーマは 自由です。エッセイは主題を絞って分かりやすい文章を募集します。  字数:500字以内。締切:なし、いつでも適宜に掲載します。お名前(ハ ンドルネームでも可)年齢を明示して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■        劇団文化座・旅公演 ■■■□  原作・志賀かう子 脚本・堀江安夫 演出・鈴木完一郎 ■■□□  『ほにほに、おなご医者』ほにほに、おなごせんせい ■□□□       公演期間 2001年5月11日〜8月3日 □□□□     中国ブロック・中部・北陸ブロック演劇鑑賞会 □□□□ 御覧になりたい方は、各地演劇鑑賞会へのご入会が必要です http://bunkaza.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━━ ■山崎農研発行の書籍のご案内 http://www.taiyo-c.co.jp/public_html/yamazaki/yama_books.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●協力をいただいているサイト紹介コーナー 「農文協ルーラルネット」 http://www.ruralnet.or.jp/ 「山崎農業研究所」 http://www.taiyo-c.co.jp/public_html/yamazaki/yama_index.htm 「劇団文化座」 http://bunkaza.com/ -------------------------------------------------- 「76歳の伝記ライター 原田 勉」ホームページ制作管理 internet SOHO なずなコム http://nazuna.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここまで読んでいただきありがとうございました。 ■ご意見・ご感想は、Eメール mailto:tom@nazuna.com または、電耕掲示板 http://www62.tcup.com/6201/tom.html? 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