*****ここから『電子耕』**********************************************   隔週刊「75歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」  第49号   --農業・健康・食・図書・人物情報--  http://nazuna.com/tom/denshico.html 2001.1.11(木)発行      東京・ひばりケ丘  原田 勉 mailto:tom@nazuna.com ********************************************発行部数1287+77部******** <キーワード>   農業を中心として健康・食べ物・図書・人物・庶民の歴史をめぐる雑学情報 を提供し、お互いのメール交換をしましょう。 --------------------------------------------------------------------- <本誌記事の無断転載を禁じます、教育目的の転載も承認を求めて下さい>  投稿メールは原則として<読者の声>に掲載します。都合の悪い方は「載せ ないで」と明記して下さい。ペンネームの無い方は姓だけで載せますので、ご 了承ください。内容は自己責任でお願いします。字数は200〜400字を標 準とします。短い文章で簡潔に書く練習のつもりでお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 21世紀の初春 明けまして おめでとう ございます 本年もどうぞよろし くお願いします 2001年元旦 原田 勉(編集・発行人) 目 次---------------------------------------------------------------- <読者の声>ニコニコ荘さん、クボタさん、内田さん、カミゾノさん、田ん圃 のおばさん、木下さん、斎藤さん、服部さん、 <舌耕のネタ>言論機関の社会的使命と一人ひとりの使命 <新聞文化情報>1月1日日本経済新聞文化欄、・1月5日毎日新聞社会面、・ 1月7日日本農業新聞、・1月10日協同組合新聞 <食べ物情報>春の七草とミネラル <日本たまご事情>2、遺伝子組換飼料使用とタマゴの安全性           3、昔のたまごは美味しかった ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <読者の声>ここはメール交換の場です。編集者はコメントしない場合もあり ますがこれは、メールを無視したわけでは無く、読者同士の交流にゆだねると いう意味ですからご了承下さい。---------------------------------------- ◎ 投稿募集、「20世紀の記憶・忘れてならないもの」過去100年の日本・ 世界のできごと、私の忘れられない記憶を募集します。  字数:500字以内。期待しています。締切:なし、いつでも適宜に掲載し ます。お名前(ハンドネームでも可)年齢を明示して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <読者の声>みなさまの声、確かに拝見、コメントは差し控えさせて頂きます。 ■12/22 ニコニコ荘さん、 原田様、はじめまして。 電子耕、楽しく読ませて頂いております。 投稿が少ないからといって、読んでない訳ではありません。 私などは文才が無いと言うか乱文症ですので、 送りづらいんです。 36歳の稲作農家です。 4町歩の内の1町3反を無農薬で作ってます。 農協は良い顔しませんでしたが、どうにかヘリ散布も断れました。 ただ一画にまとまってないと駄目という事で、1町3反なんです。 でもそれでも人力除草の限界を超えています。 主な肥料は鶏糞ですが、鶏糞にはヒエの種子が入っているんですよね? 今年は特にヒエの当たり年で苦労しました。 現代農業が、まさかの「在庫あり」という事ですので、 間に合いましたら私にも、お分け下さい。 前回も応募しようかと思い、途中まで書いたのですが、 買うべきかな?と、遠慮してしまったんです。 しかしまだ買ってないんです。お恥ずかしいです。 農文協の本は6冊ほど持っていますが、現代農業は買った事無いんです。 読むべきですかね? 農文協図書館て言うのがあるのですね? どこでしょうか? 誰でも入館できるのでしょうか? ポット苗も3年前に試作して、大変気に入ったんですが、 田植え機、播種機、箱代含めて200数十万円の投資に踏み切れません、この米 価では・・・。 電子耕の発行をはじめ、いろいろと頑張って下さい。 ではでは、失礼します。 ■12/24電耕掲示板から、ニコニコ荘さん、 36歳、犬遊びにかまけてるコシヒカリ農家のなるけです。 HPに来て見て、プロフィールなど見せていただき、 とても面白かったです。いや失礼、ためになりました。感心しました。 メールで質問してしまった、農文協図書館の事も詳しく出ていたんですね。 すいませんです。 とても深いHPですね。さすがでございます。 メールの電子耕への掲載は、喜んで了承いたします。 が、私のメールなど、載っても良いのやら?? 鈴木さんもこちらにいらっしゃってるのですね? はじめまして。 「野菜だより」楽しく読ませて頂いてます。 まだ不勉強な農家ですが、よろしくお願いします。 7月に開設した私のHPは、主題がコシヒカリなのに・・・ 犬遊びばかりで、すいません。 http://homepage1.nifty.com/niconicosow/index.html ■12/22 クボタさん、 電子耕をいつも楽しく読ませていただいております なかでも「褌」におけるエッセイ 私もまだ30代ですが 共感? を覚え、心に残っています できることならば ご本人様にも メールを送らせていただきたいと 思っておりました アドレスを教えていただくことは 難しいでしょうか… ■12/22 内田さん、 お元気で何よりと存じます。 わたしも62才、10才で父親と死に別れた一人息子とふたりで 頑張って生きてまいりました。 命ある限り、ピンピン、していたいと願っています。 「現代農業」新年号    難しそうですが、一度拝読したく応募いたしました。 プレゼント12/27受け取りました。 農業の経験がなく、未知の世界を覗かせて頂きました。 「日本の土壌は、世界一悪い」、「トマト10個は昔の1個分の栄養」などと 友達からは聞かされています。 添加物もさけられないと諦め、解毒作用のある野菜ジュースと出会い、 愛用しています。 「現代農業」を拝読させて頂き、様々の御苦労、研究をされているのに おどろいております。 近藤先生のお姿を記事の写真で拝見し、2月に亡くなった父(明治40年生ま れ)を思い出します。 出勤時の帽子、寛ぎの時の毛糸の帽子、全く同じ装いでした。 原田様と机を並べ、これからもお二人の御活躍を祈っております。 プレゼント有難うございました。 ■12/24 カミゾノさん、 こんにちは。いつもお世話になっております、読者です。 > 人間100年以上元気で生きることは、偉大なことだ。そうざらにあるこ と >ではない。老人を大切にしよう。それを側にいるものは忘れがちである。 私も本当にそう思います。 私は31歳の主婦ですが、ホームヘルパーをしております。 毎日、仕事でお年寄りの介護をしていますので、 大切にされているお年寄り、そうでないお年寄り、 いろいろな方に出会うにつけ、本当にお年寄りを大切に・・と心から思います。 ということで、今回は特に >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ><近藤康男博士の日常生活>(2000年12月15日現在) >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ > 有名人になると日常生活までニュースになります。長寿の秘訣の一部です。 この記事がとても面白かったです。 タイヘン興味深く読みました。 近藤先生にとってよいものが、他の人にもよいかというと、 必ずしもそうとは言えないところが、人間のおもしろいところで、 やっぱり、人それぞれ「自分にあった健康法(日常生活の習慣)」 を見つけるのが、一番だなあ、と思いました。 >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ><食べ物情報>正月と餅のはなし >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ コレも面白かったです!! 日本人としての季節の行事や、食べ物の旬、それにまつわるエピソードなど、 忘れたくない、というか、次の世代に伝えていきたいですよね。 自分も知らないことが多いので、いろいろ勉強になります。 先日、「現代農業」届きました。 どうもありがとうございます。 お礼が遅れて申し訳ありません。 さっそく、近藤先生のグラビア、見ました。 文字で読むのと、 写真で見るのとでは、大違い・・・でもないですが、 日々の暮らしの御様子がよくわかり、 とても楽しく読みました。 本当に、お姿を拝見すると 「自分も100歳まで生きられるかも?」 なんて思えてくるから不思議です。 みんなの希望の星として、 末永く、お元気で活躍されてほしいものです。 もちろん、原田様も! ■12/28 田ん圃のおばさん、 「そろそろお正月の準備を…」というと、中2の息子は「あのお茶だけはや めてくれないか」という“お茶”で我が家の元旦は始まります。 5年前に亡くなった私の祖母は1889年山口県の生まれでしたが、軍人だった 祖父の転勤で全国を転々としてきたらしく、その祖母に教えられた習慣はいっ たいどこのものなのか今では知る由もありません。その“お茶”とは…上等の 煎茶の中に梅干しと砂糖をいれるもの。祖母が言うには「年の始めに当たって すっぱいことも苦いことも甘いことも飲み干す」ということなのだそうで、屠 蘇散で祝う前にまずこのお茶を飲まねばなりません。結婚して所帯を持ちまし たが、夫はあまりこだわらない人なので私の実家での習慣を続けて20年余りに なります。 雑煮一つ取っても地方ごとにいろいろですが、こんな習慣についてどなたか ご存知の方がありましたら教えて下さい。 ■1/1 木下さん、 2001年、あけましておめでとうございます。 昨年中は、色々とお世話になり、有り難うございました。 本年も、相変わりませず、よろしくお願い申し上げます。 先ほど21世紀が開幕し、静かに時を刻み始めました。 (なんと、今年は、お風呂の中で新年を迎えました。) 今世紀が本当の意味で、平和の世紀となりますことを心から願っています。 そのためにも、私に与えられた一つ一つの仕事に完全勝利していきたいと思い ます。 微力ではありますが、世のため・人のためになる使命を帯びた仕事であること を肝に銘じ、頑張ります。 人間が人間らしく、等しく平等に過ごせる新世紀となりますよう、お互いが協 力しあえる人の輪を広げて参りましょう。 万年青年のつもりで、新春を寿ぎつつ・・・、2001.1.1 ■1/2 斎藤さん、 明けましておめでとうございます、斎藤富士雄です。 以下、にわとり仲間のメーリングリストに投稿したものです。 元日の日経新聞を見ていたら、最終ページに「生を受け止め農に生きる」とし て102歳になられる農業経済学者の近藤康男先生の記事があった。 昨年都下高井戸の自宅の菜園に、鶏糞堆肥をカミさんと届けた際にお話しを伺 った。 背筋をピンと立て、はっきりと話されるその姿に深く感動を覚えました。 記事にもあるとうり好物は毎日の「タマゴとじうどん」です、つい嬉しくなっ て皆さんにお知らせします。 ■1/3 服部さん、 なかなか知る事が出来ない農家や農村の様子について 興味深く拝読させて頂いております。 小生の勤務先(丸の内)と極めて近いところに貴社書籍販売所があるようです ので、本を買いにこれから寄らせていただく事が多くなると思います。 まずは取り急ぎお礼まで。 ■1/8 笹山さん、 はじめまして。笹山と申します。日経新聞の元旦号で、近藤先生の随筆が掲載 されて以来、今でも家庭菜園をされている先生のご健在ぶりが、私どもの周り でも話題になっております。 近藤先生と私の父との思い出話を、この際、私のページ http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jan06.htm に書かせていただきましたので、リンクのご許可を賜りますれば、幸いです。 ■このほか、カナダのM.W.さんから現代農業へのご応募いただきました。 船便でお送りしましたのでしばらくお待ちください。 みなさんありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <舌耕のネタ>言論機関の社会的使命と一人ひとりの使命 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「20世紀は戦争の世紀だった。21世紀は戦争のない平和な社会を実現して 欲しい」これは近藤康男先生がマスコミのインタビューに答えた言葉だった。  さらに、1月4日に開かれた農文協主催の「近藤康男先生の三世紀祝」での 記念講演でも次のように述べられた。 「20世紀の戦争で悲劇に終わった満州農業移民のことが忘れられない。原因 の一つは昭和初期から、日本は土地が狭くて人口過剰だから海外へ移民を奨励 した。その一つが陸軍が計画した満州移民であった。中国の土地を手にいれ、 ソ連の侵攻に備え100万戸の農家を北満州に移住させることであった。  すでに明治中期から始まった海外移民について、横井時敬は”移民は棄民で ある”と、移民の誤りを指摘していた農学者だった。国内の人口過剰を解決す る方法は、国内の牧野を開拓し、農地改革をすること。工業でも内需を拡大す ることが出来たはずだ。しかし、小数の社会科学者では軍隊を向こうに廻して 反対することは出来なかった。国策と世論が誤った方向に進もうとするとき、 それを正すのは言論機関に社会的使命である。社会科学者の意見を進んで取り 上げて普及することである。」  さて、21世紀の現状はどうだろうか。日本は20世紀の前半では英国、ド イツと同盟関係であった。後半は日米同盟関係を継続し、主体性のない外交戦 略で、アジアから孤立している感じである。情報技術革命でも韓国に遅れをと り、近く中国からも遅れようとしている。農業・食料の面でも、食料自給率は 先進国で最低。米は米国・中国から、野菜は中国・米国・ニュージーランドか ら、豚肉は米国・カナダ・デンマークからと輸入食品に支配されている。さら に遺伝子組換え大豆・トウモロコシの問題も迅速・適切な対応をしていない。 これらについてどう対処するか、言論機関は正論を取り上げる使命がある。  しかし、21世紀はマスコミの影響力は相対的に弱くなると考えられる。そ れだけに頼らず、インターネットなどミニコミの重要性が増して来る。世論を 形成する我々ひとり一人の使命が問われることになろう。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新聞文化情報> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎1月1日号:日本経済新聞文化欄・近藤康男 「生を受け止め農に生きる」◇農業経済学で「貧しさ」と戦い抜いた1世紀◇  二十一世紀を迎えて今思うのは、百年以上も健康でいられたことへの有り難 さである。百二歳の日常生活、「無抵抗主義」の一生、世の混乱に学を志す、 こうして二十世紀に農業問題を追求し70冊の図書をまとめた、最期に二十一 世紀に実現しなければならないのは戦争のない社会だ、中国の文学者巴金の 「過去を忘れないものだけが未来の主人公になることができる」が結論だ。 写真:農作業中の筆者(撮影・橋本紘二) ◎1月5日号:毎日新聞の目次と社会面 NEWSLINE:「102歳の記念講演」日本の農業経済学の礎を築き、今 年102歳を迎えた近藤康男さんの祝賀会が開かれた。講演で、20世紀は戦 争の時代総括、あやまちを忘れずに21世紀へつなげていくべきだと語った。  社会面では「3世紀生きた元教授熱弁」102歳「言論機関は使命果たせ」 と紹介、農文協では1月4日に、近藤康男さんの「三世紀祝」に90歳の小倉 武一さんと88歳の松尾孝嶺さんと歴代会長の長寿を祝った。  近藤さんは記念講演で、第2次世界大戦中に日本は人口過剰だと旧満州へ5 00万人の農業移民を計画した。「満蒙開拓団」の視察団長を務めた経験に触 れ、中国人の土地を安く取り上げ、結果として敗戦に伴う引き揚げで多数の犠 牲者を出したが「移民ではなく国内の牧野を開拓するなど言論機関として果た すべき役割があったはずだ。誤った方向に行こうとする世論を正すのが言論機 関の社会的使命だ。昔の間違った戦争と悲惨な経験を忘れずに、21世紀につ なげていきたい」と40分にわたって熱弁をふるった。  ◎1月7日号:日本農業新聞(サンデーとうーく) 「3世紀を生きる」「食料自給は平和のかぎ、農協はもっと主体性を」  長寿社会といわれるが、19・20・21の3世紀を生き、新世紀を現役出 迎える人はまれである。農業経済学の大御所である東大名誉教授・近藤康男氏 は102歳の高齢にもかかわらず、農文協図書館理事長として、電車とバスで 通勤している。21世紀は「戦争のない、平和と民主主義の世であって欲しい」 と願う一方、農協については「政府の代行機関ではなく、組合員の主張が反映 できる、主体性を持った組織にすべきだ」と語っている。以下、研究活動の印 象に残ること、農林統計調査・農地改革の経験、現在の生活、長寿の秘訣など をインタビューしている。 ◎1月10日号:協同組合新聞一面、(新春対談)102歳近藤康男博士と梶 井功東京農工大学学長<3世紀を生きて>20世紀で、印象に残ること等。 ◎1月中旬、共同通信から地方紙に配信:<「ときを語る」「3世紀を生きた」 過去を忘れず、未来を担え。戦争のない新世紀を語る近藤康男さんのインタビ ュー>記事が出ます。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <食べ物情報>春の七草とミネラル ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  1月7日には七草がゆを食べて無病息災を祈る、という食習慣が各地に残っ ている。各県の食事をまとめた農文協の「日本の食生活全集」によると雪国を 除いて、関東から西日本にかけて殆どの地方で、すずな(こかぶ)、すずしろ (大根)、せりをきざんで、炊きあがったかゆの中に入れる。山口ではゆきの した、おおばこ、はこべなどの野草も加える。小豆や餅を入れるところもある。 東京では、近年1月5日近くなると青果市場に七草をセットにして出荷し、ス ーパーの野菜売り場にならぶようになった。  春の七種(ななくさ)とは、古くから「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、 ほとけのざ、すずな、すずしろ」と言われている。なずなはペンペングサ、ご ぎょうはハハコグサ、はこべらはハコベ、ほとけのざはコオニタビラコと言う ように今日では雑草の仲間に入れられている。現在栽培されているのは、すず な(カブ)とすずしろ(ダイコン)で、せり(芹)は田や川辺に生えていたが 最近はハウス栽培もして、12月にはもうスーパーに並んでいる。  春は苦味がご馳走:春の七草のほかに、好まれるのはフキノトウ、タラノメ、 ウド、タケノコ、アサツキ、ナバナ、カラシナなどがある。いずれも苦味や辛 味、香りの強いものばかりだ。何故だろうか。秋から冬中、野菜不足で、カリ ウムやカルシウムなどのミネラルやビタミン類が不足がちになる。人間も動物 である。自然の季節と人間の生理的欲求が苦味のあるものを求める。人間の体 のリズムと春野菜の旬が合致して、苦味のうまさを感じる。  こうして万葉の時代から、いや、縄文の時代から野草のエネルギーを自然か ら頂いて生きてきたのである。野草の中にはアクが強く、せんいの固いものが 多いが、実はそこに有効成分がある。アク抜きは必要だが、あまり煮すぎると 有効成分を失う。春の野に野草をさがすのも楽しいが、都会では市販の野菜で できるので、七草がゆは春先の健康食である。これからでも遅くはない、試し てみてはいかかがでしょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <日本たまご事情> 齋藤 富士雄 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■2、遺伝子組換飼料使用とタマゴの安全性、 「遺伝子組替飼料使用とタマゴの安全性」、もっと正確に言えば遺伝子組替技 術により生産されたトウモロコシ、大豆その他を原料とした飼料により生産さ れたタマゴは安全か?となります。 消費者の皆さんが感じている不安に率直に答える必要があります。 私ども鶏卵生産者がこの問題について一番心配していることはこの問題があま にも政治的に利用されたり、消費者の不安をやたらに煽るマスコミ、グループ に利用されたり、冷静な科学的議論が失われがちなことです。 現実には今国内で使用されている飼料用トウモロコシの30%前後がそれに相 当します、疑わしきは使用せずで済むボリュームではありません。 11月14日、アメリカFASS(Federation ofAnimalScienceSocieties) http://www.fass.org/  から「遺伝子組替飼料使用のタマゴ、肉、牛乳は安全であ る」とのプレスリリースがありました是非ごらんください。 この団体はアメリカ酪農科学学会、家禽学会、動物科学学会の連合体です。 日本語訳を http://www.ikn.co.jp/fujio/fujio.htm に載せておきました。 判断の材料として利用してください。 ■3、昔のたまごは美味しかった 「今のタマゴは水っぽくて、昔のタマゴはもっと美味しかった」と云われる方 がいます。 人それぞれの「昔」があるわけですが、タマゴがまだ貴重品であったころ田舎 で食べた産み立てのタマゴはそりゃー美味しかったのです。当時、都会で手に 入るタマゴは今のものに比べればひどいもので、腐敗したタマゴを選別して捨 てるのが卵問屋の大きな仕事でした。 若いい人達には信じてもらえるかどうか、つい30年前はタマゴを病人見舞にぶ ら下げていったほど貴重品でした。 手前味噌になりますが、今都会の皆さんが手にするタマゴは、昔田舎で食べた 産み立てタマゴに匹敵する品質と鮮度を備えています。 そこで、「今のタマゴはもっと美味しい」のです。 (株)愛鶏園 http://www.ikn.co.jp/ ━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■  劇団文化座 第113回公演 作 堀江安夫 演出 佐々木雄二 ■■■□        『若夏(うりずん)に還らず』 ■■□□  ---森口豁(もりぐち・かつ)「最後の学徒兵 」より--- ■□□□ 公演期間 2001年1月12日(金)〜21日(日) 会場 文化座アトリエ □□□□    料金 一般 3675円 高校生以下 2100円(税込) □□□□        ★劇団にて前売券発売中★ http://bunkaza.com/ 森口豁「最後の学徒兵 」 http://www.cyber-rabbit.com/katsu/books/04.html http://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=96032011 森口豁の沖縄通信 http://www.cyber-rabbit.com/katsu/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━━ ■山崎農研発行の書籍のご案内 http://www.taiyo-c.co.jp/public_html/yamazaki/yama_books.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●協力をいただいているサイト紹介コーナー 「農文協ルーラルネット」 http://www.ruralnet.or.jp/ 「山崎農業研究所」 http://www.taiyo-c.co.jp/public_html/yamazaki/yama_index.htm 「劇団文化座」 http://bunkaza.com/ -------------------------------------------------- 「75歳の伝記ライター 原田 勉」ホームページ制作管理 internet SOHO なずなコム http://nazuna.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここまで読んでいただきありがとうございました。 ■ご意見・ご感想は、Eメール mailto:tom@nazuna.com または、電耕掲示板 http://www62.tcup.com/6201/tom.html? までお願いします。 ●メール送付の際のご注意案内↓ http://nazuna.com/tom/denshico.html#mail 『電子耕』は、2つのルートで配送しております。   『まぐまぐ(ID=14872)』 http://www.mag2.com/   『Macky !(ID=1283)』 http://macky.nifty.com/ SPECIAL THANKS to INTERNET JAH http://www.jah.ne.jp/ <本誌記事の無断転載を禁じます> ********************************************************************   隔週刊「75歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」  第49号    --農業・健康・食・図書・人物情報--  バックナンバー・購読申し込み/解除案内 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