*****ここから『電子耕』**********************************************   隔週刊「75歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」  第33号   --農業・健康・食・図書・人物情報--  http://nazuna.com/tom/denshico.html 2000.5.25(木)発行      東京・ひばりケ丘  原田 勉 mailto:tom@nazuna.com ********************************************発行部数1311+61部******** <キーワード>   農業を中心として健康・食べ物・図書・人物・庶民の歴史をめぐる雑学情報 を提供し、<読者の声>欄でお互いの意見交換の場を作りましょう。 --------------------------------------------------------------------- <本誌記事の無断転載を禁じます、教育目的の転載も承認を求めて下さい>  投稿メールは原則として<読者の声>に掲載します。都合の悪い方は「載せ ないで」と明記して下さい。ペンネームの無い方は姓だけで載せますので、ご 了承ください。内容は自己責任でお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目 次 <読者の声>松石さん、「風」さんから原田さんへ、帰農に疑問なサラリーマ ン技術者さん、 <舌耕のネタ> 今度の選挙でうたがわしい候補は落選させよう <農業・図書情報>『日本農書全集』に「農政ジャーナリスト賞」 <農業・図書情報>農文協図書館HPから「江戸農書」紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <読者の声>ここはメール交換の場です。編集者はコメントしない場合もあり ますがこれは、メールを無視したわけでは無く、読者同士の交流にゆだねると いう意味ですからご了承下さい。---------------------------------------- <読者の声> ■5/12 松石さんから、「32号を拝読しまして」 原田様 「電子耕」が配信されるまで、その後の体調の御様子が心配で このところ、号を追って拝読するたびにほっとしております。 さて、31号の中で私の意見にたいしてのonesuto様の御意見を 読み、戸惑っていました。 ”もしもあの戦争に勝っていたら”というところからの意見でした ので、原爆を投下された事とは別の問題ではなかったか・・と 考えて居りました。 今回32号のなかで風様の御意見を読んで、私も間違ってはいな かったと、安心致しました。 いずれにしても戦争は絶対に反対致します。勝った側にも犠牲者が 沢山でることでしょうし、肉親や家族がどんなに辛い事でしょう。 私も終戦する11日前の8/4に兄を亡くしています。 戦地へ行ったわけではなく、7/10の未明に戦災に遭い、3週間 ほど親戚にお世話になっておりましたが、お互いに生きる事が ギリギリの毎日で、やっぱりいろいろあって、毎晩空襲が2,3回 有るたびに雨の中でも傘も無く避難を続けるうち、風邪がもとで 結局は焼け残った我が家の物置小屋で兄は亡くなりました。 17歳の短い生涯にひとつでも夢を持っていたら、どんなによかった でしょう。毎年8月が来るたびに兄を思って泣いています。 現代の17歳の少年には想像もつかないことです。 兄には何も無かった人生ですが、あまり満ち足りてもどこかにひずみ が生じるものなのでしょうか? 少年達の犯罪を聞くたび、複雑な気持で胸が痛みます。 話しがそれてしまいましたが、お許し下さいませ。                           松石 ---------------------------------------------------------------- ●コメント:いつも有り難うございます。戦争の被害を忘れさせない政治家の 「日本は神の国」という発言が横行しています。残念ですね。 ================================= ■5/13 「風」さんから「原田さんのコメントについて」、 原田さんのコメントについて >「風」さんの意見に賛成です。「正当防衛」と言うのは自分の生 >命が危険に陥ったとき、それを防ぐための行為です。一方的侵略で抵抗する >市民を殺すことを虐殺というのだと思います。 味方(?)していただいているみたいなので、反論するのに気が引けるのです が、誤解があるようなので、一言、蛇足します。 今回のonestoさんへの僕の反論のポイントは、「日本の行為が正当だったかど うか」ではなく、「他国の不当行為をあげつらうことで、自国の行為を正当化 するのはやめよう」と言う点にあります。 そういう風にしか、自国の立場を主張出来ないとしたら、選挙近くになると、 相手候補のスキャンダルを暴き合うどこかの政治家と同程度に自国が低俗なで あることを認めるようなもので、そこまで落ちたくありません。 僕は、自分と歴史認識の違う人の意見を尊重したいと思いますし、 そういう人からも出来る限り学びたいと想っています。 ですから、onestoさんが、別な根拠で、日本の行動を正当化する根拠を きちんとおっしゃられることを心から期待しています。 議論は、正々堂々やりましょう。                      風 ---------------------------------------------------------------- ●コメント:ごめんなさい、勘違いでした。 ================================= ■5/16 「帰農に疑問なサラリーマン技術者」さんから「自分に出来る事は」 北海道出身で静岡県在住、39歳の技術職です。 妻、子供3人、同居の父を引き連れて、北海道への新規就農を検討しておりま す。 望んで選んだ仕事を通じて欧州に5年住んでおりましたが、 帰国後に自分の人生観が変化している事を痛感させられました。 モノ・カネ・地位至上主義にまみれる組識社会から離脱し、 モノ造りで人や社会に貢献する生き方、 家族と仕事を両立出来て生涯現役でいられる事、 厳しくものびのびした養育環境、 これらを包括出来る道として、農業生産者を選ぼうとしています。 このGWも体験実習に行ってきて、生産現場の苦労や悦びを垣間見てきました。 また自分も現役生産者として役に立ち、この人達と付合っていきたいと感じて きました。 しかし妻との調整に心を痛めています。 妻とはお互いに価値観や人生観を共有し実践出来てきたのですが、 この件に関しては自ら実践する勇気が中々湧いてこないというのです。もっと もです。 私は自らの考えを自ら実践する事が、私のプライドであり人生の課題と考えて、 それがプレッシャーでありモチベーションでもあります。 そんな私にとって、理解しても実行しないのは虚飾や偽善と同様ではないか、 という呵責の念が絶えないのです。 これは妻を責めるのではなく、もし自分が就農を断念した際の自己否定のよう なものです 。 と同時に妻を急き立てる自分にも自己嫌悪を感じ、 余計な事を考える自分の存在が周囲を不幸にしているのか、と思いつめる事も あります。 最近は農業に対しても随分と肯定的情報が流れるようになってきました。 とても良い傾向だと思う反面、実際に情報を流している方々は生産者を眺めて いるだけというのも気になります。 北海道の生産者も言っておりましたが、講釈士ばかりが増えても生産に関与し なければ農業は廃れるだけだと。 農協職員や役場職員は新規就農を募集していながら、自分の家族は生産者にし たがらない 。 生産者希望は断り定年帰農のみ取込めば、斡旋組織の責任は つまり生産現場では本当に生産力となれる「生りわい農業者」が欲しいのであ って、定年帰農などに代表される「生きがい農業者」は望まれていない様なの です。 生産地では地域と各経営の生き残りに向け、純粋なプライドに支えられ猛然と 日々格闘していました。 この様な本音と建前、理想と現実の狭間で、虚飾・偽善・欺瞞への疑問と闘っ ておりますが、私一人では答えが見出せません。 自分の人生やその意義について、何をどう考えるべきか、何が不足していてど う対処出来るのか。 皆さんの御意見を伺ってみたいと思い、思い切って投稿致しました。 出来る限り多くの声が聞けますよう、宜しくお願いいたします。                  帰農に疑問なサラリーマン技術者 ---------------------------------------------------------------- ●コメント:何度か個人的に相談がありましたが、私の返事に納得されないよ うなので、「投稿して皆さんの声を聞いたらいかが」と勧めました。とくに帰 農の経験のある方や、北海道の方のご意見をお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <舌耕のネタ> 今度の選挙でうたがわしい候補は落選させよう ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もう黙ってはいられない。私は1945年(20歳)に初めてデモクラシー の言葉を聞いた。民主主義と言ってわれわれ一人一人が主権を持つ、人民が国 の主権をもち、その話し合いで政治も物事も決められると。そこから基本的人 権・自由権・平等権・多数決原理・法治国家が生まれた。戦争放棄・平和憲法 も世界にない優れた憲法をつくり、それを信じてきた。  ところが、最近の森首相の「日本は天皇を中心にしている神の国」発言は、 その裏にこれを支持する選挙民がいるからだと疑われる。ヨーロッパでもナチ スを支持する自由党政権が生まれ物議をかもしている。日本でも森首相は「ど うして撤回しなければいけないんですか」と開き直っている。再び戦争の道を 歩みそうだ。もう黙っていては危険だ。こんな政治家の集まる自民党は全部落 選させたい。  それを容認している公明党も権力にすがろうとして信教の自由をすてるなら 解散して貰いたい。保守党も権力にれんれんとして与党から離れない。  政権につくことはそんなに得するのか。公共事業に投資してその利益を得る ゼネコンの支持をとりつけ票を増やし、おこぼれをせしめるつもりか。  前から歴代の首相たちは膨大な赤字財政で公共事業を続け、まだ足りないで、 東京湾にもうひとつの架橋を計画している。四国から和歌山へも、九州にも架 橋を計画してさらに財政赤字をふやすつもりだ。戦前の海軍が大艦・巨砲の軍 艦を膨大な予算と長年月をかけて建造したが、沈むときはたちまちだった。  道路や鉄道・橋はもう時代遅れだ。通信・情報技術が進歩すれば都市集中も 必要なくなる、交通も変化する。レジャーだけに大型架橋が必要だろうか。  今度の選挙のあとは消費税7%にするという与野党のひそかな合意が出来て いるという。とにかく戦争反対・平和と人権・自由を守るデモクラシーの原点 に立って選挙まえにみんなに呼びかけよう。  具体的には今の与党からの立候補者は選別して少しでも汚職など疑わしいも のは落選させよう。すぐ、貴方の周りから点検して実行しよう。 (落選運動団体) ●欠陥議員を落選させる市民連帯 - 落選運動とそのリスト。 http://www3.ocn.ne.jp/~mihari/ ●政治家評定会議 - 国政立候補予定者と現職議員にアンケートを実施、結果 を公表。 http://www.seijika-hyoutei.com/frame.html ●落選運動 - 落選候補者リスト。 http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <農業・図書情報>『日本農書全集』に「農業ジャーナリスト賞」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第15回農業ジャーナリスト賞・特別賞が「日本農書全集第1、2期全72 巻」(農山漁村文化協会)に与えられました。  山地進選考委員長の講評は次の通り。 「長い時代の批判に耐えて私たちに遺された貴重な農書の、現代語訳による刊 行が第2期最終巻の<絵農書二>をもって、一応終わった。顧みれば、第1期 35巻の刊行(1977〜83年)に次いで、1993年以降の第2期37巻 の刊行は、準備期間を含めると実に30年にわたる息の長い壮大な事業であっ た。内容的には第1期を<狭義の農書>とすれば、第2期は<地域起こしの書 >というべく、対象を農産加工、林・漁業から農法普及にまで広げ、われわれ に一層生なましく近世農村の生業と生活の態様を甦らせてくれた。それは、脱 出口を模索中の現代農業にとって想像力をかき立てる源泉として役立つ出あろ う。」 これに対し受賞者からの感想が本誌に寄せられたので、そのままお伝えしよ う。 ------------ ●受賞のことば 【創立60年】 農文協は今年創立60周年を迎えました。その節目の年に「農政ジャーナリス ト賞」をいただけたことを素直に喜びたいと思います。ありがとうございまし た。 【専門家は反対】 実は農書の発行は専門家に相談したところ反対されたのです。「農書など誰が 読むものですか、やめておきなさい。まして現代語訳など無謀です」という専 門家からの忠告をよそにあえて発行に踏切ったのが四半世紀前のことです。昭 和51年、1976年です。この間、100年後に残る全集をめざし、隔月で 委員会を開き、その意見を執筆者に伝え、編集委員・執筆者と編集部の双方が、 議論を尽くすというやり方で完結できたことは幸いであったと思います。昨年 の12月に全72巻が完結したのですが、多くのマスコミが完結を伝えて下さ ったのもありがたいことでした。 【内容とその幅】 第2期の37巻を加えることによって農書の幅は大きく広がりました。 地域ごとの農耕に関する記述はもちろんのことですが、それに止まりません。 ▼技術の伝播、子どもの教育など、技術と農法の普及に関する記述、 ▼村の自治、農産加工、子育てなど、日常の暮らしに関する記述、 ▼治山・治水、国土の開発と保全などインフラに関する記述、 ▼稲作に限らず江戸期を通じて国内自給を達成した特産物に関する記述など、 生産と暮らしの万般をカバーしております。 ▼編集委員のひとり佐藤常雄先生(筑波大学教授)は江戸時代を三つの面から 特徴づけておられます。すなわち1.平和の時代、2.文書の時代、3.庶民の時代 といいました。その庶民が遺した農業に関する文書が農書です。 ▼文書数は350点に及ぶ。自然と人間との関係において江戸期日本が達成し た世界に誇りうる遺産は「日本農書全集」に盛られ、日本人の共有財産として 遺すことができてうれしく思います。 【反響】 1期、2期あわせて都合22年間にわたって刊行してきた72巻だが、多いもの では1万部を優に超える読者を得ることができた。「孫に残したい」と書かれ た老人からのハガキがあった。「わが地域の先輩たちの農法と思いを受継いで いきたい」という現役の農家がいた。『農業自得』を著した下野の田村仁左衛 門、『才蔵記』を書いた紀伊の大畑才蔵、『村松家訓』を遺した能登の村松標 左衛門などは、郷土の偉人として副教材に収録され、地元の小学生たちに学び 継がれている。今後のさらなる多面的な活用を期待したい。 本日はどうもありがとうございました。 (社)農山漁村文化協会 出版事業センター 書籍編集部 全集主幹 繁田 与助 日本農書全集 第1期 全35巻 http://www.ruralnet.or.jp/zensyu/nosyo1.htm 日本農書全集 第2期 全37巻 http://www.ruralnet.or.jp/zensyu/nosyo2.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <農業・図書情報>農文協図書館HPから「江戸農書」紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  農文協図書館では6月上旬から、ホームページの更新と蔵書のインターネッ ト検索を始めます。  ホームページの中から「江戸農書」の一部を写真と絵図で紹介しましょう。 「江戸時代の農書」(閉架式・希少本・和綴じ定本) 1)『農業全書』宮崎安貞・貝原楽軒著(11巻、和綴じ定本表紙、巻之一か ら巻之十は宮崎安貞、巻之十一は貝原楽軒著で国政、藩政と農業のあり方を説 く) http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/edo1/photo.jpg 1697(元禄10)年刊。質・量ともに近世農書の白眉。以降、明治に至 る200年間に木版で版元をかえ、たびたび刊行され、日本の農業に大きな影 響を与えた。現在はに翻刻・現代語訳・注記・解題つきで「日本農書全集 第 一期」12・13巻(農文協刊)に収録されている。 2)『農業全書』巻之一 扉(天明再版、瑞錦堂蔵版)叙、農事図、総目次 1、右から牛と人による耕起・代かき、人による施肥・種蒔き http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/edo1/nouzen23.jpg http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/edo1/nouzen22.jpg   2、苗代の追肥、苗とり、苗運び   3、右は田植え、左上は草取り、下は潅水   4、稲の刈り取り、運び、稲干し、こきはし(脱穀)   5、唐臼による籾すり、唐竿による脱穀、俵つめ、収納 6、農業全書 総目次 3)『除蝗録』大蔵永常著、文政九年 黄葉園蔵 全(絵図の部) 鯨油による稲作害虫防除法につき、実例をおりまぜながら極めて具体的に解 説された農書(除蝗録 後編全 弘化元年刊は略)以下絵図の部分だけ解説す る 1、蝗逐(むしおひ)の図。中国では虫を火で焼いたり追い払うことがおこな われていた。日本でもおなじである。松明をともし、鐘や太鼓をならし虫追い をとなえて田のあぜをめぐり、田に遠い野辺や河原に捨てると引かれてきた虫 は焼かれて死ぬのである。 2、鯨の種類。蝗を駆除する油は鯨油が最高だという。図の上からイルカ、七 八尺、コト鯨一丈より一丈四五尺 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/edo2/jokoroku21.jpg 3、肥前の国五島あるいは平戸のほとりにて鯨をとる図 ながす鯨、十五尋之図、鰹鯨、いわし鯨ともいう 4、上から、マッコ鯨、向かうへ潮吹き出す一穴、ざとう鯨、七尋之図、左下 はせみ鯨、七尋之図 5、上からシャチ、サカマタ一丈四五尺、児鯨、五尋之図、大魚喰い一丈より 一丈四五尺 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/edo2/jokoroku26.jpg 6、田に油をいるる方、(その道具)、つぼ、おけ、さじ、水をくりかけるふ る椀、稲をはらうしな竹、油をいれる竹筒、油を付けて稲葉にそそぐ笹 7、しじみ貝のさじにて油をいれ、あとよりわらの曲がりたるものでちらして いく図。わらの箒で水をかけ、しなえ竹で稲葉をおしたふし、水をそそぐ図 8、右の図、水くちより油をいれ、水をくみて田一面にゆきわたらせる図  左の図、竹の筒に油を入れて水中にそそぎ入れる、水中に油を入れ、その水 をいなばに椀をもてくりかくる、稲葉にのぼる蝗を竹のむちにてたたき落とす 図 9、田の畦にて油を焚き酢と和する図、干ばつの時水なき田の稲の油水を打っ て蝗を去らしむる図 10、右:田のなかに竹で図にようにこしらえ、図のように土でぬって、ヤニ の多い松をともす。左:蝗をはきとる図、松明をともしあるいは田のなかに火 をたきて、蝗をあつめてとる図 4)『農具便利論』 上、中、下 文政五年 大蔵永常著 http://www.ruralnet.or.jp/nbklib/book/edo3/nougub01.jpg  『農業全書』とともに有名な近世農書。歴史の教科書によく出ている農具 「ムギこき用の千歯扱き」三人ならんで作業する図はこの本からとったもの。 上巻は全国の鍬を網羅、中巻はその他の農具、千歯扱き、暗渠排水など、下巻 は揚水機、踏み車、高砂工楽松右衛門の製造した船の図(司馬遼太郎の小説 『菜の花の沖』で有名)など。くわしくは次回更新で追加の予定。 上記3)4)は「日本農書全集 第一期15巻」に収録、現代語訳・解題(小 西正泰・堀尾尚志)つきで公開書架蔵書。農文協1977年刊、現在発売中。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●文化座佐々木愛の今度の芝居への取り組みインタビュー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 原田勉様  「一滴の力水」を読んでのお便りありがとうございました。 水上勉先生と不破哲三さんの対談でいまさらの感を深くしたのが、 一人の計り知れない可能性についてです。  今、私は母の鈴木光枝と共に、六月のアトリエ公演「春という黄昏、秋とい うトスカ」の稽古に明けくれていますが、ここに於いても毎日驚きの連続です。 81才の母が、日を追うごとに体力と気力が湧き出てきて、一日一日の進展ぶり が目ざましいのです。  共演している私達が感動するのですから、観客の皆さまはどんなにか驚かれ る事でしょう。  人間は,努力の最中に、成長の最中に死にたいものですね。  ご来場をお待ちしています。 文化座 佐々木愛 ━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■          劇団文化座 第111回公演 ■■■□   脚本 堀江安夫 演出 越光照文 出演 鈴木光枝、他 ■■□□     『春という黄昏、秋というトスカ』 ■□□□ 公演期間 6月21日(水)〜7月2日(日) 会場 文化座アトリエ □□□□    料金 一般 3500円 高校生以下 2000円(税別) □□□□          前売券発売中 http://bunkaza.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PR━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●メール送付の際のご注意案内↓ http://nazuna.com/tom/denshico.html#mail ■山崎農研発行の書籍のご案内 http://www.taiyo-c.co.jp/yamazaki/yama_books.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●協力をいただいているサイト紹介コーナー 「農文協ルーラルネット」 http://www.ruralnet.or.jp/ 「山崎農業研究所」 http://www.taiyo-c.co.jp/yamazaki/yama_frame.htm 「劇団文化座」 http://bunkaza.com/ -------------------------------------------------- 「75歳の伝記ライター 原田 勉」ホームページ制作管理 internet SOHO なずなコム http://nazuna.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここまで読んでいただきありがとうございました。 ■ご意見・ご感想は、Eメール mailto:tom@nazuna.com または、電耕掲示板 http://www62.tcup.com/6201/tom.html? までお願いします。 『電子耕』は、2つのルートで配送しております。   『まぐまぐ(ID=14872)』 http://www.mag2.com/   『Macky !(ID=1283)』 http://macky.nifty.com/ SPECIAL THANKS to INTERNET JAH http://www.jah.ne.jp/ <本誌記事の無断転載を禁じます> ********************************************************************   隔週刊「75歳が送る農業文化マガジン『電子耕』」  第33号    --農業・健康・食・図書・人物情報--  バックナンバー・購読申し込み/解除案内 http://nazuna.com/tom/denshico.html 2000.5.25(木)発行      東京・ひばりケ丘  原田 勉 mailto:tom@nazuna.com *********************発行部数1311+61部*****ここまで『電子耕』*******